虚構機関―年刊日本SF傑作選 (創元SF文庫)

虚構機関―年刊日本SF傑作選 (創元SF文庫)

32年ぶりの「年間日本SF傑作選」だそうだ。
編者は大森望日下三蔵

私も昔は結構SF読みだったけど、最近はイマジネーションが衰えているのでしょうか?最初の方、ちょっと居心地悪い感じがした。でも岸本佐知子のエッセイでちょっと笑えて、その後の「星新一トリビュート」シリーズで、ああ懐かしいなあとほっとして、萩尾先生でわぁと嬉しくなった。(でも個人的には「ゆれる世界」を推すんだけど)そのあとは普通で、最後でどーんと重苦しくなった。凄く才能がある人だと思うんだけど、題材が生々しすぎて……
日本のSF、本当に元気になったのか?
(でも貴志祐介新世界より』は凄いぞ!)