見逃してくれよぅ〜

 今日は目出度い入学式、324名の初々しい新入生がやって来ました。式は厳粛に行わなければなりませんが、いつものように裏ではバタバタです。朝、私は1年の副担任なので、昇降口での誘導の係をふられています。いつもより10分早く出勤しなければなりません。少し早めに昇降口に行って下駄箱の位置を確認しようと思ったら、また総務のO先生に捕まって、クラス発表用の名簿を貼るよう言われました。例年貼り出しているものなのに準備してなくて、警備係に言われて急遽作ったらしく、とばっちりがこっちに来たというわけです。さて、その後自分の仕事に戻ったのですが、ここで大きなミス発生。保護者の受付が8時40分のため、それ以前に来た保護者と新入生を足止めにしていたのですが、よく考えたら、生徒は40分までに教室に入っていなければならなかったのです。つい、保護者と新入生をワンセットで扱ってしまったため、昇降口には生徒が殺到して、時間に間に合わなくなってしまいました。よく考えたら、生徒だけは先に校内に入れなければいけなかったんですね。大失敗。でも、総務の人がそう言ってくれなけりゃわからない(私が悪いのか?)のでは。ちなみに、誘導係の中に総務のA先生がいたはずなのに現場には姿はなく(どういうことよ?)、手が足りなくて困っていたら理科のM先生が自主的に手伝ってくれました。M先生ありがとうございました。
 さて、いよいよ式が始まり、順調に進んでいると思いきや、新入生を一人一人呼んで立たせていくという場面で、普通なら端から立っていくはずなのに、いきなり真ん中の生徒が立ち上がったクラスが。なんと担任の先生が入場するときの並び方を間違えていたのです。そして、生徒の名前を2回ぐらい噛んでしまった担任の先生、学年主任の名前を呼び間違ってしまう教頭先生、とハプニングの連続でした。でもそれくらいご愛嬌のうちですよね?式の終了後、学年主任の先生から教育方針の話がありましたが、巧みな話術で保護者の方々の心をガッチリつかんでいらっしゃいましたし。保護者の方々も新入生の皆さんも緊張がほどよくほぐれたようで。終わりよければ全てよし。明日から楽しい学校生活が送れますように。