123と456!

 という題名のドラマが昔ありました。別にその内容は関係ないのですが……。やっと今日冬休み前の授業が終わりました。「他の学校はとっくに終わっているのに何でまだ6時間も授業やるんだよ」という声をあちこちで聞きます。生徒の皆さんもそう思っているでしょうが、教員側も同じです。「だったらやめればいいじゃん」と思うでしょうが、二期制を採用していることの一番の理由は「授業時数確保」なので、そうはいきません。しかし、普通の三学期でやっている学校でも教えるべき内容はちゃんとやり終わっているはずなので、それより多くの時間を割くことによりどういう成果があがっているのか、示して欲しいものです。(でも私的には、テストが1回少ない分楽でいいなと思っているのですが)そうでなければ長期休業前は何日か半日授業にしたほうが何かと都合がいいと思うのですが。正直言ってほとんどの教員がそう思ってます。実際昨日、ある女性の先生は、ご主人の方が三学期制の学校で、「お前の学校まだ授業やってんの?」と言われたらしく、そのことで朝から頭に血が昇っているご様子でした。(今日で最後なんだからそこまで怒る必要ないのに)
 生徒から見ても、特に三年生は予備校の冬期講習が始まっており、学校に来るかどうかでかなり悩むことになります。それで二期制にした初年度は、早退して予備校に行く生徒が続出、クラスの三分の一ぐらいが午後になると居なくなっているという状況でした。そこで現在は、「面談週間」という名目(もっとも本気で悩んでいる生徒のために長時間面談をしている教員もいるのですが)で、三年生だけが三時間で終わりになっています。そうであれば他の学年も同様でいいと思うのですが。
 最後の一日でも人それぞれです。だいたい教員が持っている授業は一週間で平均15時間。一日3時間ぐらい(2とか4の日もありますが)。時間割を作る先生がなるべく均等にばらけるように作っているのですが、それが無理な場合もあります。それでも3時間連続授業があるというのはさすがにまれです。でも、授業の変更をしたりするとたまにそんなこともあります。これはかなりキツイのです。とくに、1・2・3フィニッシュ!の方はまだいいのですが、最後の最後、3連続はもう絶望的です。実は、私今日は都合があって二人の先生に授業の変更をお願いしたのですが、二人とも4・5・6の三連続になってしまいました。一人はハマー様。とても快く引き受けて下さいました。もうひとりはS先生。(私より年は下ですが、見た目が恐いのでいつもあまり近づかないようにしている)やはりそれを聞いて恐い顔で数秒考えているご様子でしたが、「ああ、まあいいっすよ。やります。」と引き受けて下さいました。あ〜恐かった。でもお二人ともありがとうございました。