祭りの後

 疾風のごとく、文化祭は終わり、日記としては時期遅れのぬるいものとなってしまう。初日、2年2組の「競輪」に選手として駆り出される。単なる三輪車レースだと思って高をくくって了解したが、ぐるぐるバット10回付きで、ゲ、と思ったがもう後には引けない。もう40過ぎなんだから手加減してくれよ!(ちなみに他のお二方もそうだ!)しかも私は元々三半規管が弱く(昔スーファミマリオカートを10分ぐらいやったら画面酔いで3時間ぐらいダウンしてた)回転が終わった時点で、床が揺れていると言うより、天地がひっくり返っている感じになってしまい、醜態をさらしてしまった。結局、本気でやったにもかかわらずビリである。しかもかなりのダメージ。これからは年齢を考えて、せめて5回転くらいにして下さい。それにしても、T君の選手ハンティング能力は素晴らしく、翌日も英語科のH先生と、体育科のN先生とあと一人(誰か忘れた)の先生というマッチを組み、(私も見たかったが都合が合わなかった)多数の観客を動員していたらしい。
 そういうわけで、ダメージを受けつつも、2年生の出し物は全部見るべく、校内巡り。うちわと扇子(私にセンスないのがバレバレ)を作り、顔にドラゴンのペインティングを入れてもらい(肌が脂性なので、汗でだんだん落ちてきてしまった)、poohさんのハニーハントに一人で寂しく入る。でも、ハニーハントの、羽根とひもを使ったオブジェはとても素晴らしい雰囲気で心に残った。「だがしかし」では勧め上手な女子生徒の力でついお菓子を多めに買ってしまった。土曜の一般公開日、妻が来校して一緒に回る。何人かに声をかけられたが、スルーして先を急ぐ。この日のために残しておいた「アリスの迷路」。外装も中の装飾もよくできていて、雰囲気抜群。滑り台はちょっと怖かった。ハニーハントも二人で見るとまた格別である。「お水の花道」はペアゲームということで、わざとこの日に残しておいたのに、運悪く2回とも休業中でがっかりだった。というわけで、2年の出し物はバリーションも豊富で楽しむことが出来ました。来年も期待できそう。
 思い出した、開会式は警備の当番の都合で途中までしか見られなかったのだが、1年生はまだ初めてで、PRもうまくかみ合っていなかったが、2、3年はいろいろ手の込んだパフォーマンスを繰り広げていた。しかしながら、ネタがかぶったものが結構あって、(女装・立ち回りを含む小コント)ちょっと宣伝としてのインパクトが弱くなってしまったように思えた。絶対目立つこと請け合いの豊かな発想の独自ネタを、来年は期待しています。