自己目標申告制度

 やばい、申告書の締め切り明日だ。私は基本的に小心者だ。だからなぎゃーものには巻かれろだがや。(某先生は信念の人なので職務命令が出るまで「絶対にださん!」とのこと)
 説明しよう、「自己目標申告制度」とは教員全員が今年度の目標を書いて提出し、それを校長先生が見て個々に面接し、最終的には年度の終わりに「A」・「B」・「C」の三段階で評価するというものだ。ちなみに今年度はまだ試行の段階だが、そのうち評価が給料に反映するようになるらしい。いわゆる「成果主義」の導入というやつだ。
 目標の項目は「学習指導」、「学級経営・生徒指導」、「学校運営」、と空白の欄が二つ、「能力開発・その他」。最後のやつ以外は達成の難易度を自分で設定するようになっている。(S・A・Bの三段階)また、「目標達成に向けての具体的手立て」をそれぞれ説明するようになっている。(何を、いつまでに、どのように、どれくらい、…ありゃりゃちゃんと数値ではかれるもの以外は目標にできないのか)
 さて、どう書いたものか。「スカート丈は膝頭より下になるようにする」とか?
 思案のあげく、私の書いた目標(みなさんに関係ある「学習指導」だけね)
「社会の中で生きていく道具としての言語を使いこなせるような指導をする」…「グループでの討論・レポートなどを授業と評価に取り入れる」
「自ら進んで読書をする習慣が身に付くような指導をする」…「読書カードを利用し、最低でも2ヶ月に1冊は読ませる」。
 さあ、これで通るのか、突き返されるのか。通ったとして本当に実現するのか?