毎日オリンピック報道ばかり。子供の頃から虚弱体質で、運動神経もないので、スポーツとは縁がないまま大人になった。観戦にもあまり興味がない。でも、否応もなく運動部の顧問はやらねばならないので、同部の顧問の先生、部活の生徒のみんなには迷惑と不義理ばかりかけてしまう。申し訳ありません。そんな中、アーチェリーの山本選手の銀メダルだけはちょっと反応してしまった。教員になったばかりの頃、たまたまアーチェリーの顧問になってしまい、そのまま8年ほどやっていた。何とか務まっていたのは、競技の特殊性、(運動神経、体力をあまり必要としないこと。入部するときはみんな初心者であること)のおかげである。だから、唯一私が指導できるスポーツなのだ。(といっても中級者以上になるとそれ以上は教えられないんだけど)でも、高校でアーチェリー部があるのは全県下で13校ぐらい。まあ二度とやることはないでしょう。反応してしまったもう一つの理由。それは、山本選手が私と同じ歳だということだ。しかも、高校の教員。私が、教員になった頃、すでに山本選手はメダリストで、日本の第一人者、比較の対象にはならないんだ、け、ど、・・・問題は、現在人は彼のことを「中年の星」と呼んでいる。あれ、ということは、私も間違いなく「中年」!普段あまり考えないようにしているけど、やっぱり間違いなくそうですという事実を突きつけられるとへこむものです。結局オリンピックの本質とは関係ない話でした。