「山月記」にごめんなさい

こんなことを書くと、この小説に人生を救われた、という某先生におこられてしまいそうですが、李徴の「自嘲癖」をやっている時に、思わず「ヒロシ」の姿と口調が思い浮かんでしまった。「李徴です……。詩人になり損なって虎になってしまったとです」「李徴です……
妻子のことより自分の詩のほうが気にかかります」「李徴です……今でも自分の詩集が風流な人の机に置かれるのを夢に見るとです。」「李徴です…李徴です…李徴です」(BGM:ガラスの部屋