バレンタインから最も遠い日

 あ〜やっと終わったバレンタインデー。昨日あるクラスの一時間目の授業に行ったら、おいしそうにチョコをほおばる女子が数名。ぎゃー、私のトラウマスイッチが入る〜。そのクラスでは言ったのですが、私は大人になるまで一回もチョコをもらったことがないのデス。昔は「義理」なんてなかったし、もらえる奴は複数からもらってるのになんでデスか!そんな私が初めてチョコをもらったのは教員になって三年目、初めてクラス担任をしたときでした。「いつもお世話になっているので」という言葉を素直に信じていたのですが、それにしてはちょっと豪華っぽいのが気になりました。後でわかったことですが、その日たまたま自分のクラスの男子生徒がバイクの免許を取っているのがばれて停学処分になっていました。ほかの生徒のうわさでチョコをくれた子はその停学の男子に告白しようと思っていたらしいということで、行き場のなくなった本気チョコが、私に回ってきたというのが真相でした。それならそうと言ってくれれば、停学中の家庭訪問で渡してやったのに!それ以来、さらにトラウマが深まりました。7年前、息子が幼稚園の年少組に入り、初めてのバレンタインデー、しっかりチョコをもらって来ました。お前まだ4年しか生きていないのにもうもらったのかよ!私のトラウマは頂点に達しました。だから毎年2月14日は憂鬱です。
 それでも今年は珍しく義理チョコを多数頂き、感謝感動です。ST部の皆さんありがとうございました。いつも何もしない顧問ですがこれからもよろしくお願いします。