きしむ2期制(削除)

 最近色々あわただしいです。特色化の業務に加えて、やたらに会議があります。何でかというと、今年の3年生の夏休み前と夏休み明けの日程にかなり無理があって、担任の先生にものすごい負担がかかったという経緯があって、来年度(つまり今年の4月から)の行事予定を大幅に変えようという案が持ち上がっているからです。生徒の皆さんに最も影響が大きいのは、定期テストを現在の4回から5回に増やすという点です。初めにそれを聞いた時はなぜこんなギリギリの時期になってそういう話が…と思ったのですが、確かに一理はあるのです。まず、二年前は、三年生が推薦入試を受ける場合、第一回テストまでで「仮評定」という成績を出し、それを調査書にして出願していました。しかし、これではテスト一発勝負なので、まだ推薦入試の意志が固まっていなくて、勉強していなかった生徒には著しく不利になります。教員も、前期の成績を2回出さないといけないので二度手間になります。そこで、今年度は第二回テストの日程を繰り上げ、前期の成績が推薦の出願前にでるようにしました。すると、文化祭が終わってからわずか一週間後にテストがあることになり、勉強をする期間があまり無いまま受けることで、成績が不振になる、という弊害が…。しかも、テスト範囲の大半が夏休み前にやったことなので忘れてしまっている人も多かったことでしょう。そこで、第二回テストは夏休み前の7月に行い、前期の成績はその時に出す。生徒は十分勉強できるし、夏休みを挟んでだらけることもない。文化祭の準備も勉強を気にしないで思う存分できる。しかし、問題なのは後期のテストを2回だけにすると、範囲が広くなりすぎて生徒の負担が大きくなる。だから、3・4・5回と三回のテストで後期の成績を出そうということなのです。う〜ん、そりゃそうだ。でもそれなら三学期制に戻せばいいのに…。今ドタバタと変更を決めてしまったら、また新たな弊害が起こらないとも限らないし…。どう思いますか?(私は今のままがいいです。テスト作る手間が一回少ないから…そんな理由かよ!)