映画

家族と一緒に「ハウルの動く城」を鑑賞。上映1時間前に映画館に着いたが、既に長い列、前の回は立ち見になっていた。でも何とか席は確保(もう少し前が良かったけど)。序盤の空中歩行で早くもグイグイ引き込まれる。(宮崎アニメはやっぱり外国の街並みの方がはまっている)ソフィーと荒れ地の魔女の「階段登り」で大爆笑。(後はネタばれるから書かない)もう文句なしで、「もののけ」・「神隠し」より大好き。う〜ん、でも昔からの宮崎アニメファンとして、ちょっとだけ物足りない部分があるのも確か。1、ハウルせっかくかっこいいのに(木村拓哉うまい!キムタク臭さが見事に消えている)存在感が微妙に薄い(カルシファーに食われ気味?)。人物としての芯に少しブレがあるからと思うのは気のせいか?2、終わった後のカタルシスがもっと欲しかった(自分の中で「ラピュタ」を越えていなかった)。ただこれは宮崎監督が今回敢えて物語の中から「悪」の顔を消していたから仕方がない。私の頭がそれについていけなかったのだから。でも、多分DVDとか出たら何回も見ると思う(「もののけ」も2回・3回と見るうちにだんだん入っていけるようになったし)。あ〜、でも家族で映画見るなんてあと何回もないんだろうな(今回娘は不参加だった)。ひょっとしてこれが最後?でもそれが「ハウル」で良かった。感謝。